世界最小のeキックボード「Arma」をご存じでしょうか?
折りたためばわずかA4サイズになってしまう、驚異的な小ささを誇るeキックボードは、なんと日本国内で開発・販売が行われているのです。
ジャパンモビリティショーで初披露され、話題を集めた結果、クラウドファンディングでわずか3日のうちに目標金額達成をするという、販売前から大注目の電動モビリティです。
国内から世界へ挑戦する世界最小・最軽量の「Arma」の多彩な魅力と特徴を、余すところなくご紹介します。
尚、当サイトではeバイクやキックボードなどさまざまな種類の電動バイクについて、以下のようにカテゴリを分けて説明しています。
Armaの特徴
Armaは、世界最小クラスのeキックボードです。
重量はわずか4.5kgととても軽く、片手で簡単に持ち上げることができます。折りたたむことも可能で、折りたたみ時のサイズはわずかA4用紙サイズになるコンパクト設計です。
A4サイズのキャリーモードから、運転するためのライドモードへは、わずか30秒で展開可能です。この展開機能は特許権で保護されており、Arma独自の特徴となっています。
自転車置き場に置くことなく、オフィスのなかに、家のなかに気軽に持ち込んで保管しておくことができます。
航続距離は最大約11kmですが、わずか2時間でフル充電できる手軽さも魅力です。予備バッテリーも売られているため、長距離移動の際にも問題なく走行することが可能です。
重量などのスペックは以下の表にまとめました。
最高時速 |
24km/h |
重量 |
4.5kg |
最大荷重 |
100kg |
出力 |
250W |
世界的にもトップレベルの最小サイズモデル
一般的なeキックボードの本体重量は、20kg前後だとされています。これだけでも十分に軽いですが、Armaの「4.5kg」がいかに驚異的な軽さなのか、ほかの軽量級eキックボードと比較してみてみましょう。
モデル名 |
本体重量 |
Arma |
4.5kg |
CityBlitz |
7.4kg |
RITCHBIT ES1 Pro |
約13.8kg |
VERACITY V-Lite |
約14.5kg |
FUGU INNOVATIONS JAPAN「Meister F」MF-EKRA01S |
約15.5kg |
15 〜6kgでも「最軽量級」に数えられる車体重量も、Armaの「4.5kg」の前には太刀打ちできないでしょう。いかにArmaの車体が軽いかということがわかります。
安心のメイドインジャパン
Armaを開発・設計したのは、岡山県から世界に電動モビリティを発信している「SMZ株式会社」。(元:株式会社Fellow Group)
日本のエンジニアがデザイン・設計した、精密かつ精巧な日本発信のプロダクトなのです。
また、SMZ株式会社はeキックボードの「V-Lite」の開発、製造も行っており、岡山県から最先端のモビリティを打ち出し続けています。
岡山県の海沿いに居を構えるオフィスと工場のなかで、ひとつひとつの製品を手作りして販売しています。
Armaは、代表・清水氏の細やかな気配りと未来への熱意が感じられる一大プロジェクトなのです。
Armaの購入方法
Armaは現在、一般販売を行っていません。
Armaの購入方法のひとつめは、クラウドファンディング「KICKSTARTER」の予約者優先で購入することです。しかし、現在(2025年5月時点)ではクラウドファンディングは終了しています。
ふたつ目は、「Indiegogo」での購入方法です。こちらも海外のクラウドファンディングサイトとなっており、応援購入という形で手に入れることができます。
ただし、Armaを手に入れても、日本の公道を走ることはできないので注意が必要です。「現時点(2024年2月2日)で100%の確約はできない」としながらも、「日本での公道走行ができるよう特定小型原付として開発を進めているため、日本の皆様にもArmaの利便性を享受していただきたいです。」とコメントを発表しています。
「日本国内の公道走行の実現可能性は現状未定」という点を理解したうえでの購入、応援を呼びかけています。
参考:「Indiegogo」でのArmaクラウドファンディングプロジェクト | Indiegogo
参考:【新デザイン初公開】世界最小A4サイズの電動スクーター「Arma」がKICKSTARTERで300%以上のプレッジを達成!
現時点では海外が主な市場
Armaは、アメリカのクラウドファンディング「KICKSTARTER」から資金調達しています。そのため、先行販売や予約受付はアメリカが中心となっています。
2024年7月には、100台限定の「Kickstarter Special」を配達することが予定されています。その後の2024年8月には、「Stretch Goal Reveal」が配達されることになっています。
今回のクラウドファンディングでは大きな話題を呼び、開始わずか3日で500万円の目標金額を達成、すでに1,000万円を超える大型プロジェクトとなっています。
今は海外が市場の中心となっていますが、いずれ日本向けにも販売されるかもしれません。
日本向け最小モデルには「V-Lite」がおすすめ
公道を走れるeキックボードのなかでも、「V-Lite」は最軽量モデルです。本体重量がわずか14.5kgしかなく、持ち運びもラクラクです。
折りたたむこともできるため、車に積み込んだり、専用バッグに入れて電車内に持ち運んだりと、活躍シーンは想像以上に多いことに気がつくでしょう。
バッテリーは着脱式で、どこでもいつでも気軽に充電することが可能です。
【V-Lite商品スペック】
サイズ(全長/全幅/全高) 101.5/52.5/115 cm(折りたたみ時高さ46.5cm)
重量 14.5kg
最大荷重 100kg
出力 350W
また、SMZ株式会社では原付モデルとして「VERACITY」も販売しています。世界最小から原付モデルまで幅広く取り扱うSMZ株式会社から、これからも目が離せません!
まとめ
世界最小・最軽量モデルの「Arma」は、岡山県で仲間とともに世界へ飛び出そうとしているSMZ株式会社が、自信を持って開発を進めているeキックボードです。
日本販売が実現すれば、わずかA4サイズ(※折りたたみ時)のArmaを持って、どこへでも気軽に出かけられるかもしれません。
世界の常識を塗り替えるArmaプロジェクトから、これからも目が離せませんね!
ライターmiyuがオススメするeバイク
風を感じて、街を走る楽しさを。
eバイク愛好家miyuが、快適さとデザイン性を兼ね備えたモデルをセレクトしました!
ChatBike
ebesah ChatBikeは、モビリティブランド「ebesah(エベサー)」が製造・販売をする電動バイクです。レトロ感と近未来感が合わさった見た目は、街中で目を惹くこと間違いなし!ChatBikeに乗れれば、風を切り自然との一体感を感じることができるので、いつもの移動をちょっと楽しくしたい方におすすめ!
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SPARKは、アベントゥーライフ株式会社が展開するモビリティブランド「VELMO」の商品のひとつです!一定の速度を自動で安定させる、オートクルーズ機能はとっても魅力的。カラーバリエーションも3色あるので、好みの色に出会える可能性が高いのも嬉しいポイント!
MySmart16
MySmart16は、有限会社上山商会が展開する「SunSun e-Mobility」ブランドの商品です。特徴としては、なんといっても車両重要の軽さです!他の商品の半分程度の18.5kgしかないので、女性でも持ち運びがしやすいのも嬉しいポイント。小さく折りたためて、30kg以下の制限もクリアしているので電車にも載せられます!
※一般的にはeバイク=スポーツ型と呼ばれていますが、当サイトでは電動バイク、電動自転車など、総称としてeバイクと記載しています。

miyu
ハマっ子ライター。アクティブ女子として、eバイクに初挑戦し、アウトドアも大好き!日々の小さな冒険を楽しみながら、自由で楽しいライフスタイルを発信中。新しいことに前向きにチャレンジし、好奇心をシェアしていきます!
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